SSブログ

天然歯を守るためのインプラント治療

スポンサードリンク


こんばんは。

今日はインプラント治療についてお話したいと思います。

先週、福岡のつきやま歯科専門医療クリニック天神のアメリカ歯周病学会ボード認定歯周病専門医かつヨーロッパインプラント学会認定医である築山鉄平先生とアメリカ補綴専門医である木戸淳太先生、アメリカ補綴学会ボード認定専門医である土屋嘉都彦先生による、DSJインプラントファンダメンタルコースが修了致しました。

築山鉄平先生といえば、昨年11月に当院研修施設のこけらおとし講演にお越しいただき、これからの歯科医療・予防歯科のあり方について関西の歯科医療従事者に向け8時間ご講演頂きました。

さて、今回のセミナーはかなり密度が濃く、知識・技術をバランスよく学べ、ただ一方的に学ぶだけではなく、最終的に自立して予知性が高く・確実なインプラント治療を実践するためのトレーニングが散りばめられておりました。
インプラントの歴史、基礎知識の反復復習、正確な診断・治療するための王道のポイント、最終ゴールをイメージしたトップダウンの治療計画、インプラント埋入のポイントを押さえた反復練習と課題練習、縫合の反復練習、症例を通じたケースプレゼンテーションを通して、王道のインプラント治療を確実に実践できるための考え方、ポイントを身につけることができました。
 また、素晴らしかったのが、私が実践しているメディカルトリートメントモデルという予防医療に従事・理解されている全国の先生方といろんな交流・ディスカッションができたことです。
 インプラントというと、どうしても歯を喪失した時の治療ですので、予防医療とは真逆と考えがちです。しかしながら、天然歯を残すための予防医療に従事していても、神経を取った歯の予期せぬ破折による抜歯、高リスクな歯周病患者さんでメインテナンスだけでは進行をゆるやかにしかできない歯のどこかのタイミングでの抜歯など、歯を抜くことは0にはできないのが現状です。(もちろんリスクを見極め、リスクコントロールした良質なメインテナンスによってほとんどの歯を守ることはできます!)
そんなどうしても歯を抜かないといけいない状況の時、隣の歯を削るブリッジ、隣の歯に負担がかかる部分義歯よりもインプラント治療は天然の歯を守る上で多大なメリットがあります。
ただ、そうはいってもただ骨の中にインプラント体を埋め込むだけではどんな歯科医師でもできます。インプラントを埋め込んで、機能させて10年・20年後まで良好に維持する、また良好にメインテナンスできる、天然歯を守れてこそインプラント治療に価値がでるのだと思います。

昨年から、DSJというグループで、自立して診査診断し、自立して臨床を実践できる歯科医療の「定石」を学ばせていただいております。
 学んだ「定石」をベースに、患者さんの一生涯で健康な歯を守る・維持するための歯科医療をしっかりと考え・実践できると私は自信を持って確信しております。

 ただインプラント実践経験が多いからとか安心してインプラントがしてもらえるとか、ただその時キレイに審美的にしてくれることが、本当に一生涯患者さんの人生において価値のある歯科医療だとは考えておりません。インプラント、矯正、審美歯科、う蝕治療、歯内療法、高齢者歯科などなど全ての歯科医療行為は、予防歯科医療が実践されている上で初めて価値があり、実践されるものだと思います。

 一生涯のお口の健康を考えた歯科医療を実践しておりますので、どんな些細なお悩みでもございましたら当院まで是非ご相談ください。





nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。