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PHIJ10周年記念講演にて:国民にとって真に価値のある歯科医療とは?

こんばんは。

久しぶりの更新になってしまいました。

さて、先週の土曜日、日曜日と、東京にてPHIJ10周年記念講演を、歯科衛生士2名と受講して参りました。

今年は、このPHIJ(Perio Health Institute Japan)という組織の、basicコースを当院歯科衛生士と二人で年数回受講して参ります。科学的根拠に基づく予防、歯周病、インプラント治療の教育コースになり、当院が目指して行っている診療スタイル「メディカルトリートメントモデル」をベースに、その診療の核となる、世界基準の歯周病治療の考え方、知識、スキルを学び、それを当院に通院して下さる患者さんに還元できたらと考えております。

さて、今回の講演では、予防歯科として有名な熊谷 崇先生の業界でほぼ最後となる講演を聴き、魂を揺さぶられ、自分の甘い心、ぶれない志を改めて見つめ直しました。
また、歯周病の権威でもあるDR. Michael K. McGuireによる歯周病・インプラントに対する最新の知見、基本的な考え方・知識を学べたのと、アメリカ歯周病専門医の仕事に対する考え方・内容について聴くことができて、日本の歯科医療との差を痛感するのと同時に、自分もこの人達と同じ仕事ができるように日々研鑽し、追いつきたいと、さらなる勉強意欲、モチベーションが向上しました。

しかしながら、最新の歯周病治療・インプラント治療を行うにしても、治療優先の診療スタイルでは必ずトラブルが出ます。やはり、しっかりとした規格性のあるレントゲン写真、口腔内写真、精密な歯周病検査、唾液検査やOHISといったむし歯・歯周病のリスク検査をした上で、なぜトラブルが起こったのか?原因を考え、その原因を取り除くための予防処置、正しいむし歯や歯周病に対する知識を患者さんに伝えること、メインテナンスの重要性をしっかりと認識し、実施することが大事なのだと再確認致しました。

明日からも、日々スタッフと共に研鑽して参りますので、暖かく見守っていただければ幸いです。

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