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当院は予防歯科主体ですが特別なことはしておりません。

こんにちは。

日頃より皆様には当院の主旨をご理解いただきありがとうございます。

当院も開業4年が経過し、予防歯科を主体にしている医院というイメージがついてきているのではないでしょうか?
もしくは、すぐに治療してくれない医院とか、検査ばっかりして高い歯科医院とかおっしゃる方もおられるとは思います。

当院はもちろん予防歯科を主体に診療をすすめております。
ただ予防歯科といっても、ただ普通の診療プロセスで進めているだけなので、特別変わったことはしておりません。しかしながら、歯科医院のイメージを、問題があったら通院する場所問題があっても自分事と捉えず歯科医院・歯科医療従事者任せで問題が解決すると考えれる方には、普通の診療ではないかもしれませんね。

当院が行っている診療スタイルはメディカルトリートメントモデルという確立された予防プロセス、王道の診療スタイルです。
シンプルに、
①必要な検査を行い       
 (各種検査・リスクアセスメント)
②疾患の原因を取り除き      
 (歯周病初期治療)
③症状を軽減させ       
 (治療)
④さらに治療結果をモニターし 
 (再評価)
⑤再発予防に必要な処置を講じ続けていく
 (メインテナンス)
この流れで進めていきます。

よって、初診時に応急処置を除いて、むし歯の処置ですぐに歯を削って詰める、歯石が付いているからすぐに除去するといったことはせず、なぜむし歯になったか?歯周病が進行しているか?を考えた上で診療を進めていきます。

ただあくまで、この診療プロセスで行う検査結果、リスク結果などは、皆様になるべくご自身のお口の中に興味を持って、起こっている問題・これから起こりそうな問題を歯科医院任せではなく、自分ごととして捉えていただくための客観的かつ視覚的な資料です。
ですので、皆様の口腔の健康に対する意識、価値が変わらないのであれば過剰な検査かもしれませんし、再度問題が起こるかもしれません。
皆様の意識が変わらなければ治療に進めないかもしれません。

我々にできることは、現状起きてる問題、これから起こるであろう問題を、しっかりとした資料をもとに、継続的に皆様にお伝えしていくことです。
今すぐの一時的な結果ではなく、10年20年先に皆様によかったと思っていただける診療を心がけていきますので、どうぞその趣旨をご理解いただけたら幸いです。

中々、ブログの文章だけでは当院が目指していること、行っていることをお伝えできません。
ですので、10月4日木曜日10時〜第1回無料公開講座を当院の研修施設で行いますので、普段疑問に疑問に思っていること、知りたいことを院長が何でもお答えしますので、ご興味ある方は当院(078-754-6174)までご連絡ください。

追伸

誤解のないようにお伝えしておきますと、痛みを取る処置、ケアができるようにむし歯で穴が開いている部分の補強などは、最終処置(抜歯・詰め物をつける、被せ物をつけるなど)は致しませんが、必要な時に行います。
だた最終的な処置は口腔内が不潔で、歯周病も改善してなければ致しません。
これも誤解しないでいただきたいのは、そういった処置をすることが皆様にとって不利益でしかない、一時しのぎでしかないとわかっていることをするのは医療人としてしてはならないと考えているからですし、自分が受けたくない・されたくない医療をすることはできないからです。


長々とした文章を読んで戴きありがとうございます。

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